Jewelry Reform Story Episode 9956結婚式に母から新婦に贈るマザーズリングという愛のセレモニー
「この度、娘の挙式を控えマザーズリングとして、祖母から譲り受けたリングをネックレスにリフォームしたいと思っております。
挙式日が近くに迫っている為、日にちまでに間に合えば、お願いしたく思っております。」とご来店予約をいただきました。
『マザーズリング』と調べてみますと
ご家族から受け継ぐ思い出のたくさん詰まったジュエリーをリフォームし新婦様へプレゼントする、離れていてもいつまでも変わらないご家族の愛を形にするセレモニーの事です。
日本ではあまり知られていませんが、
ヨーロッパでは「bijou de famille(ビジュ ド ファミーユ)」言われ、宝石の持つ永遠の輝きのように、ご家族の愛が永遠に続いていくように、と願いを込め 祖母から母へ 母から花嫁へと宝石を受け継いでいく習慣があるということでした。
《 打ち合わせのポイント 》
デザインは、サンプルをご覧いただきながら、お母様がお嬢様に似合うデザインをお選びになられました。
《 お客様担当からひとこと 》
『マザーズリング』というセレモニーがあることを私は知りませんでした。
しかし、今までにも多数の同じような相談を受けておりました。
宝石は「受け継がれる」という特徴があります。
その特徴を活かし、大切な人に持っていただいた方が、心豊かになるのではないかと思いました。