Jewelry Reform Story Episode 9582婚約指輪の金属プラチナをリフォーム。ハワイアン結婚指輪に
「立て爪リングのリフォームをしたい」とご相談予約をいただきました。
当日はお嬢さまとお二人でお越しくださいました。
休日にはよく一緒にお出かけされるそうです。
ご相談の内容は婚約指輪のリフォームでした。
結婚して2回ほどしか着けていないそうです。
最近ふと思い出され、もったいないので使おうとお考えになられました。
同時に出てきた結婚指輪も、お互い着けずに置いたままでした。
ホームページを見て、金属も溶かして使えることをご存知でしたので、一緒にご持参くださいました。
《 打ち合わせのポイント 》
まずは婚約指輪のリフォームです。
婚約指輪に付いている宝石を、気に入ったデザインの指輪に変えることになりました。
次に結婚指輪のリフォームです。
お持ちの結婚指輪がプラチナとイエローゴールドのコンビネーションだったので、溶かして使うことができませんでした。
そこで、リフォーム後に余った婚約指輪のリング枠を使い、別で一本の結婚指輪のようなプラチナのハワイアンジュエリーを作りました。
《 お客様担当からひとこと 》
金属を再利用する場合、コンビネーションなど複数の金属が混ざってしまう可能性があるものは使えません。
今回もコンビネーションの結婚指輪だったので再利用ができず下取りすることになりました。
しかし婚約指輪はプラチナの枠でしたので、結婚を共にした金属で、新しい結婚指輪を作ることができました。
人生のその時その時を飾るジュエリーが、手持ちの思いれ深いもので作ることができれば、これほど嬉しいことはなのではないかと思っております。
どんなことでもまずはご相談くださいませ。