Jewelry Reform Story Episode 9336本物でない場合の宝石リフォーム
「先日、同居していた祖母が交通事故で亡くなりました。
形見分けで片方のたて爪のダイヤイヤリングを貰い受けたのですが、正直本物かどうか分かりません。
リフォームをする価値はないのかもしれませんが、どうしても諦めきれずジュエリーリフォームのサイトを巡っている最中、御社のHPで素敵なリフォーム例を拝見しました。
本物ではない場合でも祖母が残してくれた数少ないものなので大事にしたいですし、リフォームをお願いしたいと思っております。そういったことは可能なのでしょうか？」とご相談予約をいただきました。
当日はお母さまとお二人でご来店くださいました。
お持ちのご依頼品を拝見させていただき、石は鑑定機関での鑑別も行いました。
鑑定結果は「模造石」でした。
当店は、お持ちの宝石に金銭的な価値があるかどうかで、リフォームができる・できないを判断することはございません。
最優先はお客様のお気持ちです。
一方しっかりとご説明し、確認していくことは、リフォーム後にお作りになられたジュエリーをどのように使っていきたいかです。
使う石の硬度が低ければ、割れる、欠けるの可能性が高くなり、アイテムによっては、適当でないものもあります。
作るときも、使ってからも、できる限りお客様のご要望に沿うようにご提案させていただきます。
お客様Ｙ・Ｏさま、素敵なジュエリー作りのお手伝いをさせていただき、本当にありがとうございました。
これからもネックレスと共に、素敵な思い出がたくさん増えますよう、心から祈っております。
